パパラギ
読みました。
[asin:4651930220:detail]
1920年に出た本の日本語訳の絵本。心に刺さります。
サモアの酋長が現代社会の様子を村の人に伝えた内容が書かれています。
パパラギとは先進国の人のことを指します。
- パパラギはいつもからだをつつんでいる
- パパラギの足はかたい皮でつつまれている。この足皮を朝から夜までくっつけている。足は死にかけていて、いやな匂いがする。
- たいていの母親はガラスの筒で子どもにおっぱいをやる。それにはにせの乳首がついている。
- おっぱいだって母親のものではない。角のはえた獣から盗んだものだ。
- 女たちは肌を守りたがる。大いなる光で肌を灼くことはない。
- 私は喜びたい。私たちのからだが太陽と話すことができることを。野の馬のように走れることを。
人の幸せって何なのでしょうね。