巨象も踊る
読みました。
- 作者: ルイス・V・ガースナー,山岡洋一,高遠裕子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2002/12/02
- メディア: 単行本
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いま現在のIBMにもっとも必要ないもの、それがビジョンだということだ
企業が成功するには顧客・市場志向と、強力なマーケティング組織が不可欠だと考えている
世界中のIBMのすべての広告を、代理店一社に集約すること
製造業企業よりも、サービス企業の方がはるかに経営が難しいと断言できる
サービスでは、モノを作り、その後に販売する方法はとれない。売り物は能力であり、知識である。それを生み出すと同時に提供する。ビジネス・モデルが異なる。経済原理がまったく異なるのだ。
どんな組織も、これらの正しさがDNAの一部になっていなければ、長期にわたって成功を続けることはできない
世の中には四種類の人がいる。
・動きを起こす人
・動きに巻きこまれた人
・動きを見守る人
・動きを起こったことすら知らない人
これらの重要な条件を満たしているうえ、サムには青い血が流れている。
委員会は危険な組織になりうる。意志決定の場として使ってはならない。委員会の主な目的は情報交換である。
どの企業でも、こう訴える人が多い。「自分の会社についてのニュースをなんで新聞やテレビで初めて知らされるのか。あとから会社に知らされるのは納得できない。」もっともな訴えだ。