仕事道楽

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仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

仕事道楽―スタジオジブリの現場 (岩波新書)

スタジオジブリのプロデューサーの鈴木敏夫さんの著書。宮崎さんこと、作品のこと、大切にしていること、クリエーターなら刺激を受ける言葉がたくさんあります。

映画を作るにあたって、宮崎駿の発想はまず、極端な細部からはじまります。どんな洋服を着ているか?どんな髪型か?何を食べているか?どんな家に住んでいるのか?そこからイメージがふくらんでいく。

特徴的なのは、こうしたものを描くとき、彼はいっさい資料を見ないんですね。それまでに仕入れた知識・情報をもとに、記憶だけを便りにオリジナルなものを作っていく。

映画づくりの三つの原則
・おもしろいこと
・作るに値すること
・お金が儲かること

ぼくにとって、何が楽しいといって人と付き合うことほど楽しいことはない。好きな人ととことん付き合う、好きな人に囲まれて仕事をする、これは最高じゃないですか。