モンスターペアレントの正体―クレーマー化する親たち
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モンスターペアレントの正体―クレーマー化する親たち (シリーズCura)
- 作者: 山脇由貴子
- 出版社/メーカー: 中央法規出版
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
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なぜ、モンスターペアレントが生まれるのか。
保護者、子供、教師に生活の余裕がない。経済滴にも、物理的にも、時間的にも、精神的にも。自分自身の生活に満足感が持てない。日々、日常をこなすだけで精一杯。無関心になった(学校、クラスメイト)。未来を悲観する大人。
コミュニケーションが減ってゆくほど、要求と文句・苦情が増える。
こんなに頑張っているのに、誰も分かってくれない。
子供たちのいじめの内容を変貌させたのは、インターネットと携帯電話。
学校は「勉強を教えてもらう場」から「教師が子供を教育すべき場」、サービスを提供しなくてはならない場に変わった。
エリートは社会人になって気づく。自分は何もできない人間なのだと。勉強以外のことは、すべて親がやってきたからだと。
クレームに理由はいらない。火のないところに煙を立てるのがクレーマー。事実でないことはキッパリと否定すること。
これからは教師を守るシステムも考えていかなくてはならない。