イタリア人になる方法
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イタリア人になる方法―わがまま、気まま、ちょっとまじめ (PHPエル新書)
- 作者: 椎名香織
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2002/11
- メディア: 単行本
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ブランド物には、何か自分の個性を感じられるものを合わせなければ、おしゃれに入らない。常識にとらわれず、自分らしさをどこかに組み込む。
イタリア人がすてきなのは、センスのよさだけではない。姿勢がいい。男も女も胸を張るようにして歩く。
イタリア人が忘れないのはアイロン。ピリッとアイロンのかかった洋服を着て、背筋を伸ばして歩くのがイタリア式だ。
コーヒーオーダーでも個性を発揮する。
まずミルク、長期保存用を使用している店は失格。泡の立て方、しっとりと濃厚な泡が立てられないと失格。コーヒーの香り、店の雰囲気。
イタリア人はコーヒー一つだって「人と同じ」は駄目。それぞれが自分の好みを絶対に曲げない。一人ひとりが自分のお気に入りの店を持っている。
コーヒーのバリエーション
- 普通のカフェ:イタリアでカフェと言ったらエスプレッソのこと。
- カフェ・マッキアート:しみのついたカフェ。ミルクが少し入ったカフェで、これを頼むと「温かいの?冷たいの?」と聞かれる。これはミルクのこと。
- カフェ・ルンゴ:エスプレッソより少し長く抽出。カフェは少し多くなる。
- カフェ・ドッピオ:ダブル・カフェ。倍近く抽出したもの。
- カフェ・コレット:コニャックやグラッパ酒を入れたもの。
- カフェ・アメリカーノ:薄いコーヒー。イタリア人が頼んでいるところを見たことがない。
- カフェ・マロッキーノ:小さいカプチーノ。
- 普通のカプチーノ
- 泡なしのカプチーノ:ミルクの泡部分を避けてコーヒーに入れる。
- カフェ・ラッテ:日本のカフェ・オレ。ミルクの分量が多い。
- ラッテ・マッキアート:しみのついたミルク。ミルクの割合が多く、ミルクにコーヒーでしみをつける。