面接官の本音
読みました。
- 作者: 辻太一朗
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2007/10/25
- メディア: 単行本
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就職活動中の方には必携の書なのでしょうが、社会人にとっても勉強になる本だと思います。
- 面接とは、相手企業や仕事に関する情報を、自分自身で得る貴重な場。
- 面接とは、面接官が質問し、学生がそれに答えるというだけの場ではなく、質問に対する答え、しぐさ、印象などを通して学生の人物像を推し量り、それが「欲しい人物」に近いかどうかを総合的に把握する場。
- 面接とは、質問(会話)から、志望者がどのような人物で、会社に入ったらどのような場面で活躍し、また苦労するだろうかを把握し、判断していくという、複雑な作業。
- 面接とは、ジグソーパズルを作るようなもの。
- 面接とは、特別な行為ではない。あなたも、無意識に「面接」をしている。
- 面接とは、わずか一分程度話をするだけである程度の人物能力が分かる。それだけで、二次面接にあげることはありえないと判断できる人がいる。
- 面接とは、ディベート大会でもなければ、議論の勝ち負けを競っているわけでもない。会話や議論を通じてより良い結果を導き出せるかどうか。
- 面接とは、その会社に入るために必要な資質を測るための手段。質問の傾向によって、その会社の社員に必要な資質を想像することもできる。