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売れないのは誰のせい?

読みました。

売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門 (新潮新書)

売れないのは誰のせい?―最新マーケティング入門 (新潮新書)

広告業界では有名な元博報堂の山本さんの著書。
広告とは?マーケティングとは?ブランドとは?など、分かりやすく、読みやすく書かれた一冊です。

●問題
あなたが住んでいる市町村で今度の週末に大規模なフリーマーケットが行われることになりました。自分が出品するとしたら、どのように企画しますか?
条件は以下の通り。
・出品するのモノは自宅にあるもの
・値段の設定は自由、途中でも変更可
・場所は住んでいる市町村のどこでも可能 Place
・一つの品について紙一枚の宣伝ポスター(週刊誌大)をつけられる Promotion

マーケティング活動を行うためには、4つのP (Product, Price, Place, Promotion) の観点でもっとも効果的な手を打つ。そして、どのような手が効果的かを見極めるためには集積、体系化された知恵を具体的事例に即して学ぶことが重要

●マーケティングとは
・より上手にモノを売っていくために、「客の立場にたって知恵を使い続けること」
・モノを売る前に、他者を知ることを徹底すること
・そのために企業の中にマーケティングのプロを育成すること

マーケティングが求められる理由、背景
1.競争が激化した
2.社会が成熟した
3.情報環境が激変した

マーケティングする上での変数の数が劇的に増加した
・さまざまな製品
・さまざまな価格帯
・さまざまで買える場所
・さまざまなライフステージ

人間の種類が増えた。成熟社会、大ヒットが出ない社会
知恵を使う者には大きなチャンスの時代
付加価値とは、人々が「こんなものがあれば」と思っている商品やサービスを提供すること。

●広告とは
・人は、曖昧な理由でお金を使う
・タレントは拡声器、アンプ。
 同じ量の広告を出しても、タレントを使うと、消費者の記憶に残る確率が高い。
・広告にも、優等生や劣等がいる。
 優等生広告の多くが実はタレント広告。

●ブランドとは
・記憶の検索
 一人ひとりのアタマの中に記憶として存在しているもの
 性能や利便性など、機能的な価値における差別化が困難になると、
 情緒的な満足度の差異が重要になる。
 人は情緒的満足のためにもお金を払う。

●質問
・最近、広告を見てモノを買ったという記憶のある人はいるか?
・モノを買うときにインターネットの情報を参考にしたことがある人はいるか?
・モノを買うときだけではなく、食事をするときに店の情報をネットで調べた経験のある人はいるか?

●消費行動
・広告に接して買いたくなるパターン(情報受動型)
 古典的スタイル、情報が少ないとき、AIDMAの法則
 購入して失敗してもやり直しが利くようなカテゴリ

・買おうと決めているから情報を探すパターン(情報検索型)
 今のスタイル、情報検索モードになっている消費者
 自社の商品への関心を向上させる
 購入して失敗したときのリスクが大きいほど、この検索型への行動になる