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ビジネスの成功はデザインだ

読みました。

ビジネスの成功はデザインだ

ビジネスの成功はデザインだ

昨年、東京で行われた神田さん、湯山さんの講演会を書きおこして書籍にしたもの。
どちらも好きな著者なので即買いでした。

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神田昌典

●ブランド
ブランドとは、ファンの数。
ファンが増えたら、自然にブランドとなる。キレイなグラフィックを作らなくてもブランドになる。
ブランドはつくられるものではなく、生まれるもの。
その源泉は、計算ではなく、情熱。

●トレンド
これからブレイクする流行の最先端アイテムを紹介するのは、ヘアメイクアップアーティストやスタイリスト、カメラマン。
デザインに徹底的にこだわってはじめて、感性の鋭い業界人に受け入れられる。

●会社をブランド化する
突然、会社をキレイにしようとすると、社内は猛反発してくる。
企業の内的イメージを変更することは、とてつもなく危険な作業。
デザインを変更するのは、ある意味、組織にメスを入れるような外科手術。
グローバル企業への飛躍とデザインの強化は同時に行う。内面の本質がデザインによって外面化されたときに、その会社は本当に強くなり、幅広い顧客を魅了するようになる。

変化の4つのプロセス
1.リーダーに触れるものを変える
2.社員の手に触れるものを変える
3.社員のまわりのものを変える
4.社外に広まっていくものを変える

●ブランド化の実行
1.デザインの重要性に気づくこと
2.感性の鋭いデザイナーをひとり巻き込めるかどうか

●デザインとは
デザインとは暗号のようなもの。一人ひとりが解き明かしていく謎解きのプロセス。
一人ひとりの人生の意味に深く切り込み、刺激し続ける問い。
だから、強烈な未来のあるべき姿、世界観を持ったブランドに魅了され続ける。

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湯山玲子

デザインは長らく、デザイナーというプロフェッショナルが携わる専門分野だった。
しかしその専門性と権威を信じた先生に任せても、失敗するケースが増え、打率が低くなった。
なぜなら、これだけ消費者の欲求が多様化し、個別にディープになっていくと、デザイナー個人では太刀打ちできないものが多くなった。

今まで、商品のイメージやデザイン、ブランディングは大手メーカーだけがそれをなし得る高嶺の花だった。大手メーカーには広告代理店ががっちりつき、マスメディアによって、大衆は大いに欲望を喚起させられた。

●デザインとは
「今日今ここにあるモノを明日古く見せる」テクニック
だから人はモノを消費する。しかし、その新奇性をもはやデザインが作りにくくなっている。

●これから求められるデザイン
デザインの合わせ技、トータル性を持ちえるか、ということ。
ユニクロはある時から日本の等身大のファッションから、一気にグローバルな空気をまとった一種の一流感を放ち始めた。