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土光敏夫 信念の言葉

読みました。

[新装版]土光敏夫 信念の言葉

[新装版]土光敏夫 信念の言葉

勤務先の取締役から勧められた本。
IHI東芝の社長を務められ、日本における伝説の経営者のような方でしょうか。
背筋を伸ばして読まなくてはならない一冊です。

・サラリーマンの生活は、最初の10年が人に使われる立場、
 中の10年が人に使われながら人を使う立場、
 後の10年が人を使う立場、と移り変わる。
 行動基準は、人の立場の違いを思いやるということ。

・個人の能力の高低差はしれたもの。
 むしろ能力の型(タイプ)の違いがのほうが大きい。
 型の違いは、どちらが上とも下とも言えない。
 計画能力、執行能力、設計能力、どれが上はない。
 それぞれの型の中で、執念をもってそれを押し詰めることが肝心。

・幹部がエライ人であるゆえんは、上に立つほどより大きく重い責任と権限を負うこと。
 権限は、できるだけ委譲するほうがよい。
 残るのは責任ばかり。
 経営者や幹部は、つらい、割に合わない。
 しかしそれくらいでなければ、企業を預かる資格はない。

・管理者において、部下は会社からの借りものにすぎない。
 だからあまり借りないほうがいいし、借りたものは、早く返すべきだ。
 有能な部下から順に返しながら、後に続く人を育てるのが筋。
 有能なものを手許に温存するものではない。

・権限を委譲されたら、委譲してくれた者に報告を怠らないこと。
 権限を与えた者も、知らんふりをしないこと。
 報告は義務である、チェックも義務である

・自社製品には、事実としてメリットもデメリットもある。
 自社にデメリットがあるように他社製品にもデメリットが必ずある。
 商戦に勝つとは、自社製品のメリットを売り込むこと。
 デメリットよりもメリットを強く感ずること。要は、姿勢の問題。