P&G式 伝える技術 徹底する力
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P&G式伝える技術 徹底する力―コミュニケーションが170年の成長を支える (朝日新書)
- 作者: 高田誠
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/01
- メディア: 単行本
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年々、勤務先で英語で話すことの重要性が高まってきました。また、全従業員にオンラインサービスを使った英語学習が必須になりそうな勢いです。
困った、困ったとつぶやいていたところ、友人からこの本を紹介いただきました。
感謝感謝です。
●3つにまとめる思考プロセス
・P&Gのコミュニケーションの神髄は、
伝えたいことを3点にまとめて伝えること。
・結論を伝える際は、
1.背景、2.結論、3.理由
・状況報告や意見を上司に伝えるときは、
1.結論、2.理由、3.今後のプラン
●「目的」を定義する力
・目的を明確にするのは、実は簡単ではない。
・どこに具体性が足りないのか、どう具体化するべきかを考える、
論理力をつける訓練をする。
・イシューシートで焦点を絞る
「イシュー=論点・課題・問題点」
・イシューを明確にし、対処できる人が優秀な人
●グローバル化対応
・世界中の消費者に受け入れらべる製品開発
・企業の理屈で万国共通の商品を提供しても、受け入れられない。
・世界を画一的なものにするのではなく、
世界中の消費者の多様なニーズにどう応えられるか。
・消費者理解を他企業よるも優れたものにする。
質的調査のノウハウをどれだけ持っているかが勝負になる。
●英語を使うメリット
・なぜ英語を使う意味があるのか?
・グローバル企業であれば、社員同士、縦横での意思疎通が容易になり、
スムーズな情報交換が可能になるから。
世界中にいる「同僚」と情報交換して、一緒に働くこと。
・3つのレベル
1.社内での縦のコミュニケーションができる
2.プロジェクトチームでのコミュニケーションができる
3.全方位的に社員同士のコミュニケーションができる
●日本人がグローバル企業で成功するためにやるべき3つのこと
1.自ら情報提供する癖をつける
2.自分を知ってもらう努力をする
3.自分の成したことを手柄として積極的に語る