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2010年革命

読みました。

2010年革命 ~団塊の世代が会社から消える日

2010年革命 ~団塊の世代が会社から消える日

谷口正和さんの2004年の本ですが、今、読んでも新しいキーワードがいくつもあり、未来予測に役立つ本でした。続編って出ないのですかね。

●ポリシーとスタイル
・文化経済市場の核をなすものは「ポリシーとスタイル」
・ポリシーとは、企業、経営者、オーナーの理念、考え方、哲学、ミッション。
 それをスタイル化したものがビジネス。
・ポリシーがない企業は継続性を持たない。
・物が売れるのではく、スタイルが売れる。

●絶対価値から相対価値へ
・相対価値とは、価値観は違っているということを相互に認め合う社会。
・継続するもの、長く歴史を刻むものが市場のトレンドになる。

●価値の差異=価格の差異
・価値と価格はイコール。
・「低価格、低価値、安くて満足」の時代、物を主体とした価格戦略の時代は終わった。
・価格の違いを競うのではなく、価値の違いを競う。
・顧客の「気」に入るものをつかむ時代。
・オンリーワンの創造こそが、課題。
・これまでの小売業は、メーカーから仕入れた商品をどう売るか、という役割。
・これからの小売業は、「顧客が求めているものをどう置くか」、
 メーカーの販売代理人から、高齢者を中心とした顧客の購入代理が役割となる。

●ブランド
・ブランドは「自己愛」。自己をどのように認識するか。
・顧客は「夢」を買っている。
・顧客に「夢」を提供すること、自己愛の素を提供すること。

●文化リード社会
・これまでの「物→情報→サービス」という流れが逆転し、
 「サービス→情報→物」の構造になる。
・私たちは物づくり大国を目指す必要はない。
・目指すべきは「心づくり小国」である。
 生命と文化をリードすべき。

●学習の時代
・これから求められてくるのは「先生」
・学習の先生ではなく、”楽習”の先生。
・休日は、わが「家」と「コミュニティ」、新しい楽習の時代。
 教え合い、学び合い、発表と交歓の場を持つことになる。
(追記)
・”楽習”の先生とは、自己成長を手助けしてくれるパートナー型教師。
 教えるではなく、ホスピタリティ。
・楽習コンセプトによる通信販売と通信楽習は、新しいエデュテイメント産業になる。