問題解決のためのファンクショナル・アプローチ入門
読みました。
- 作者: 横田尚哉
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2010/08/11
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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サラっと読めちゃいます。その分、理解できたような、できなかったような…。
●ファンクショナルアプローチとは
・数ある思考法の一つ、モノの見方、コトの捉え方。
そこから、問題解決、経営改善、価値向上、製品開発、
プロセス革新、人材育成、コスト削減などのシーンに活用できる。
・もともと製造業や公共事業で使われてきたもの。
・答えを知ることではなく、答えを考えること。
カタチの本質に気づくこと。
・身体を鍛えるように、思考も鍛える。
●ファンクショナルアプローチの手順
・過去のことは掘り下げない。
・現在、現物、現実、現場、現時、現人からスタートする。
・未来を見るために過去や現在を見る。
・ファンクションをすぐに抜き出すのではなく、
それを構成しているパーツからファンクションを抜き出す。
●FASTダイアグラム
・製造業で使われてきたロジックツリー。
・左側を目的、右側が手段となるように整理する。
●古いカタチを手放し、新しいカタチをつかむ
・新しい技術を取り入れ、古い技術を手放す。
・必要な機能を取り入れ、不必要な機能を手放す。
・キーファンクションは手放さない。
・キーファンクションが変わらないから、使用者の満足は下がらない。
●ビジネスリーダーの役割
・考えるべきことは、キーファンクション。
何のためか。
本当にその手段しかないか、
そもそも何を目指しているのか
どのような結果が得られればいいか。
・キーファンクションはそうは変わらない。