仕事を続けていくための「生活の習慣」
熱風(2012年1月号)にあった宮崎駿さんのインタビュー記事です。
健康がテーマの特集でした。
さすがだな〜と思う言葉がたくさん、目が覚めるような思いでした。
●巷で流行る健康願望
・なぜ、健康ということがやたら言われるのか?
みんな長生きになって死ぬのが怖いから。
・健康とは死に出会いたくない病
・アンチエイジング、除染、いかがわしい言葉
・自分が健康とは思わない、這うように生きている
・今やらなきゃいけないことをやるために、いっぱい薬を飲んでいる、
全然健康なんかじゃない。
●健康法
・何でも続けてやれば健康にいい、
歩くことが楽しめるなら歩いたほうがいい、
楽しめないのに続けることは、嫌い。
●忙しい毎日
・土曜日に仕事は休めない
・僕の持ち時間として土曜日を休むのはロスが大きすぎる、
持ち時間はそんなにない。
・1週間に5日働けばいい、というのは世間が決めたこと、
持ち時間のない人間は遊んではいられない。
・生活のリズムはすべて仕事をするために設計されている、
その結果、エネルギーが保たれている
●放射能
・ある人は、年寄りは放射能で汚染されたものでも
食えばいいというが、私は食わない、食わないようにする、
それは問題をあいまいにしている。
・「この食べ物はリスクがこれだけある、分かりますか?」
というように判断できるようにして欲しい
・検査済みというラベルではなく、はっきり検査の数字を出してほしい
・今のあいまいさは、嫌。