アウトプットのスイッチ
読みました。
- 作者: 水野学
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2012/04/06
- メディア: 単行本
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前半は、彼が考える売れる商品のつくり方、売り方の解説。
後半は、彼が生み出した「〜っぽい分類」アプローチでのアイデア出し、ブレインストーミング、収束、最終アウトプット作成までの流れを解説されています。
●アウトプットとは
・意識的なアウトプット:品質、価格、デザイン、パッケージ、広告
・無意識のアウトプット:発信する人や会社が内包しているもの、思い
・この2つが組み合わされたもの
●「売れる」をつくる3原則
1.ブームをつくる
2.ブランドをつくる
3.発明する
・必要なのに、今までなかったモノ
・すでにあるモノを良いモノにしていく
●アウトプットの質を高めるには
0.「無意識のアウトプット」思いを強く意識する
1.商品/サービスの本質を見極めること
2.商品/サービスの目指すべき方向を見つけること
3・「意識的なアウトブット」のクオリティを高めること
●「売れる」をつくる「〜っぽい分類」
1.ポジティブ分類(ウォーミングアップ)
・ポジティブな言葉でその商品を表現する。
・思いつく限りのポジティブな言葉で、その商品に当てはまる言葉を見つけ出す。
2.擬人化する
・どんな人か
・身にまとっている雰囲気はどんなものか
3.〜っぽい分類
・既存の商品/サービスが「何っぽい」のかを考える。
・大きな分類から入ること。
・時間をかけず、瞬時に短時間で行うこと。
・本質、シズル感を見つける作業。
・北っぽいか、南っぽいか
・アメリカか、ヨーロッパか
4.ネーミング
5.目指すべき方向性を決める
6.最終的なアウトプットに落とし込む
●自由に発想する
・すべての市場が競合する時代。
・業界内の常識にとらわれない。
・業界内常識、企業文化、自分の経験知のタガを意識的に外す
●本質とシズル感を見極める
1.消去法で検証する
2.目立たなかった長所を引き出す