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ブルー・オーシャン戦略を読む

読みました。

ブルー・オーシャン戦略を読む (日経文庫)

ブルー・オーシャン戦略を読む (日経文庫)

以前読んだオリジナルのブルーオーシャン戦略はすごくいい本ですが、残念ながら翻訳本のため、用語や文章の言い回しがよく分からない点も多々あります。なかなか腑に落ちない中、安部義彦さんのこの著書に出会いました。平易な言葉で分かりやすくブルーオーシャン戦略について解説くださっています。新書版ではありますが、内容の非常に濃いとてもお得な一冊だと思います。


●よくあるブルーオーシャン戦略の間違った解釈
・競争のない静かな、何も努力の必要がない、天国やリゾート地のような青い海を探そう
・競争者のいない分野で新規事業をやろう
・受け身のマインドセット

レッドオーシャン戦略
ブルーオーシャン戦略を考える前に、レッドオーシャン戦略も押さえる
・競争戦略
・1. 構造→2. 利益(魅力度)→3. 戦略
・業界/産業を決める、魅力度を見極める、
 既存業界の経済構造の分析、5フォース
・競合他社よりも優位に立つための「3つの基本戦略」
 コストリーダーシップ、差別化、集中

ブルーオーシャン戦略の正しい解釈
・主体的に取り組み、需要をシステマチックに創出する理論
・探すのではなく「創る」ことができる
・競争は「善」である
・新規市場空間=需要の主体的創出

●差別化とは
・競合他社を違うことをするのではない
・顧客がハッキリとその違いに価値を見いだし、それについて割増価格を払うこと

●戦略キャンバス
・目的は新しい戦略、よい戦略をつくること
・チームでの議論、戦略立案後の浸透化
・よい戦略キャンバスは、右上がりで尻尾が出ているもの、極めの一言があること
・個別の競争要素をファクタと呼ぶ
・ファクタか否かは「経営資源(人、モノ、金)の投入の必要性」が大きな判断基準
・8個〜15個まで
・ファクタの高低が数値化できるもの
・定性的ですぐに数値化できないものは注意する
・左端は「価格」、次にERRCの項目

●バイヤーユーティリティマップ
ブルーオーシャン戦略では「カスタマー=顧客」より「バイヤー」という表現を多く使う
・ノンカスタマー=非顧客の取り込みが重要、需要の拡大

●代替材とオルタナティブ
オルタナティブは代替材よりも広い概念
・代替材:機能や便益ユーティリティは同じだが、その形式が異なるもの。
 例:ひげを剃る。カミソリと電気シェーバー
オルタナティブ:目的は同じだが、機能や形式が違うもの。
 例:シェイプアップする。サプリメントWii fit

●今日の一枚