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僕は君たちに武器を配りたい

読みました。

僕は君たちに武器を配りたい

僕は君たちに武器を配りたい

引き続き瀧本哲史さんの著書。社会で活躍するための処世術を記した一冊です。
自分という存在が、代替のきかない唯一の存在になるにはどうすればいいか、世の中のカラクリを歴史から辿って解説しつつ、現在〜未来へのアプローチが分かりやすく書かれています。文字量が多いのと、前半の歴史のボリュームが多いので、読むのに時間がかかってしまいますが、ためになる内容です。

コモディティとは
・市場に出回っている商品が、個性を失い、消費者にとってはどのメーカーのどの商品を買っても大差がない状態
・スペックが明確に定義できるもの(材質、重さ、大きさ、数量など)
・個性のないものはすべてコモディティ
・一定のレベルを満たしていれば、製品の品質は関係ない

●儲かる人の6つのタイプ
1. トレーダー
 ・商品を遠くに運んで売ることができる人
2. エキスパート
 ・自分の専門性を高めて、高いスキルによって仕事をする人
3. マーケター
 ・商品に付加価値をつけて、市場に合わせて売ることができる人
4. イノベーター
 ・まったく新しい仕組みをイノベーションできる人
5. リーダー
 ・自分が起業家となり、みんなをマネージしてリーダーとして行動する人
6. インベスター(投資家)
 ・投資家として市場に参加している人

・トーレーダーとエキスパートは今後、生き残れない
・生き残れるのは、マーケター、イノベーター、リーダー、インベスターの4タイプ
・望ましいのは、一人のビジネスパーソンが状況に応じて、この4つの顔を使い分けること
・個人の働き方においても、自分のビジネスモデルを環境の変化に合わせて変えていくことがこれから求められる

●起業のポイント
・起業する時には、仮想敵の存在がメーケットにいることが重要
・凋落しつつある大手企業の周辺にはたくさんのビジネスチャンスが眠っている
・今、落ち込んでいる業界の周辺企業で、将来的にNo.1 のポジションを取れそうな会社を狙う
・自分が今、働いているからこそ、その業界のどこにチャンスがあるかを誰よりも早く掴むことができる

●マーケターとは
・顧客の要求を満たすことができる人
・顧客自体と新たに定義すること

●イノベーターとは
・新結合
・既存のものを今までとは違う組み合わせ方で提示すること

●リーダーとは
・人をマネジメントする
・伯楽は、嫌いな相手に名馬の見分け方を教え、好きな相手には駄馬を見分ける方法を教える
・世の中に傑出した人物はほとんどいない。まして、その人が自分の部下になるかは別問題。
・ほとんどは凡人。その凡人をうまく使う、マネージするスキルを学ぶことが重要
・高い給料を払わずとも、モチベーション高く仕事をしてもらうように持っていくスキル

●投資家とは
・資本を所有して、それを自分のために適切な機会に投資すること
・リスクとリターンをきちんと把握すること
・できるだけたくさん張ること。投資は何より分母が重要
・人生のあらゆる局面において、ハイリスク/ハイリターンの投資機会をたくさん持つこと
・自分で管理できる範囲でリスクを取る
・カラクリを見破り、真実に気づく力が必要
・トレンドとサイクルを正確に判断する
・トレンドとは、一定方向にずっと続いていく動き。長期的視点
・サイクルとは、上下に波打つ動き。短期的視点
・この会社がのびると思ったならば、自分の持っている人脈、知識、スキルなどの人的資産を投資する。一番単純な投資方法は、その会社の社員になること。一社員ではなく、経営層の一員になるか、株式を所有すること。会社が大きくなった時にリターンを得られるようにすること