読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人が集まる!行列ができる!講座、イベントの作り方

読みました。

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)

人が集まる !行列ができる !講座、イベントの作り方 (講談社+α新書)

牟田静香さんの著書。いかにして集客のある、かつ満足度の高い講演/講座を作り上げるか、その手法、考え方が詰まった一冊です。これはためになりました。ほぼ独学でここまでやられるなんてすごすぎです。実際に手がけられた講演/講座の失敗や成功の事例も豊富に紹介されており、チラシが中心ですが、本質を理解すればWeb媒体や他媒体でも応用ができるでしょう。

●集客のポイント
1. ターゲットを徹底的に絞る
2. ターゲットの心に響くタイトルをつける

●ターゲットを定める
・ターゲットが定まると、日程も決まる
・誰でも来たい講座というのはありえない
・ターゲットの行動や日常のリズムは、本人や周辺の人にしか分からない
・参加者を細かく限定することではない。主催者側の意識として「こういう人に来てほしい」と明確にしておくこと
・そのターゲットにあった、タイトル、日時、チラシのデザインを考える

●タイトルをつける
・タイトルに困ったら、ターゲットになる人たちに聞いてみる
・主催者の目標は、参加者には関係ない。参加者に「役に立ちそう」「楽しそう」「仲間ができそう」と思ってもらえる講座かどうか
・参加者の得を考えること
・流行っているものを真似る
・日頃からタイトルネタを収集する。新聞、ターゲットが読む雑誌、書店、人気テレビ番組、流行歌、ターゲット層の会話、アンケート結果、参加動機
・人に言えないタイトルではだめ

●残念なタイトルの傾向、事例
・法律、条令の文言や講座目的そのまんまのタイトル 「明るいまちづくりへの参画」
・社会背景表現型 「晩婚化と男女のゆくえ」
・疑問を投げかけるタイトル 「わたしたちはどう生きてきたか」
・認知率の低い言葉を使う 「職場で役立つアサーティブトレーニング
・受講者の立場を否定するタイトル 「子どもに嫌われないための講座」
・レッツ系 「人権を学び合おう」
・人に言えないタイトル 「DV被害者セミナー」

●単発の大講演会より連続講座を重視する
・一回だけなら、精一杯の動員をかけて人集めはできる
・一回の大講演会では、人の意識を変える力はない
・人間の意識は、人と話をする、人と人とのつながりの中で自分と同じことを考えている人がいる、自分と違う考えの人がいる、そういう違いを確認しながら時間を過ごしていくことによって深まっていき、自分の生活に浸透する
・大講演会は、連続講座に来てもらうための誘い水、主催者を知ってもらう、方向性を知ってもらう、連続講座を知ってもらうためのもの
・参加者の数名が企画員として活動してくれるようになる、「核となる人」になってくれる

●アンケート
・「まあまあ」「ふつう」という回答とは、「満足しなかった」ということ
・受講動機
・何を見て応募したか

●申込方法
・先着順をやめる、抽選にする
・申込者全員のデータを集めることができる、分析することができる

●定員
・その講座にとって、一番効果的な定員がある
・部屋の大きさで決めない
・講師と確認しながら最適な人数を考える
・参加者同士の話合いが中心であれば、25名に抑える
・たくさん入れると「満足度」が低くなる、出席率が悪くなる、つながらなくなる

●タイミング、募集時期
・タイムリーなものをやる

●チラシのデザイン
・「かっこいいデザイン」にしたら人が来るわけではない
・この講座はこういう人がターゲットだからこう、というデザインにする
・ターゲットを無視した独りよがりのデザインは自滅する

PDCAを回す
P 企画 目的の明確化、講師の選定、タイトル決定(ターゲットに合わせて選定)
D 広報・宣伝活動、講座運営(講師と密に打ち合わせ)
C 総括(講座後のアンケート分析、事後調査)
A 課題抽出

1. 事前のプロセス
・スタッフ全員が目標を共有して広報、宣伝ができたか
・役割分担はうまくいったか
・ターゲットに対しての広報、宣伝はこれでよかったか

2. 結果の評価
・ 募集定員をクリアしたか
・出席率はどうか

3. アンケート回収率
・必ず講座の時間内にアンケートを書いてもらう
・回収率=満足度

4. 受講動機と満足度
・アンケート、もしくは口頭で聞く
・受講動機を確認する、何を見て応募してきたのか、応募につながったのか
・次につながるヒントがたくさんある
・満足度は高かったか、講座の目的は達成できたか

5. 課題の抽出
・次につなげるために考える