教える技術

再読。

行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術

行動科学を使ってできる人が育つ!教える技術

石田淳さんの著書。「超!部下マネジメント術」とは内容が半分以上かぶります。
でも、こちらでしか書いていない事もあるので悩ましい限りです。

●部下育成、教育の課題
・古くからの「仕事は細かく教えてもらうものではなく、盗んで覚えるもの」という考え方
・企業に求められる人物像が大きく変化していること
・社員たちの価値観の多様化

●行動科学マネジメントの特徴
・いつ、誰が、どこで、行っても同じように成果がでること
・教えるとは、相手から望ましい行動を引き出す行為

●ABCモデル
・Antecedent 先行条件(行動の直前の環境)
・Behavior 行動(行動、発言、振る舞い)
・Consequence 結果(行動した直後に起きた環境の変化)

●行動を強化するには
・上司から褒められること、上司から認めてもらうこと

●叱る、怒るの違い
・叱るとは、相手の行動を改善する必要があるときに、それを指摘あるいは要求する行為
・叱る対象は、その人の行動。人格や性格を叱ってはいけない
・怒るとは、自分が掲げている目標と現状との間に大きなギャップがあり、そのギャップを埋めるために打ち手が見つからないときに抱える感情

●男女の教え方の違い
・差別はしないが、区別はする
・相手の特性や立場に合わせた配慮や気遣いは、相手に対する敬意

●教えるポイント
・覚えてほしいキーワードは穴埋め式で書かせる
・考えてほしいときは自由記述

●セミナー、ワークショップ、勉強会の構成
・基本6:応用3:発展1 の法則
・90/20/8 の法則
 研修は90分以上連続して続けない、
 20分ごとに形式を変えたり、ペースを変える
 8分ごとに参加者を研修に参加させる
 
●今日の一枚