生き急ぐ―スターリン獄の日本人

読みました。

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敗戦後、ロシア軍に不当逮捕され、極寒の収容所に送られた筆者。11年間にも及ぶ収容所生活の中で「生きる」ということはどういうことなのか?
そんな思いから手にしたこの本。
あまりのひどさに目をつぶりたくなる。そんな環境の中でどうしたら自分を保ち続けられるのか。何をよりどころとするのか、人が人でいられるのか。極限の中で生死をさまよい、それでも生きる筆者。
心打たれます。