スティーブ・ジョブズの流儀

読みました。

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これまでたくさんのジョブス本を読んできましたが、ピカイチの一冊です。おすすめします。

ジョブスにとって、デザインとは装飾ではない。デザインとは製品の働きそのものである。形式ではなく機能である。

ものづくりにかかる者としては、しっかり理解しなくては。

根本的な問題を見つけ出し、あらゆるレベルで通用するエレガントな解決策を思いつく。われわれがMacに望むのはそれだ。

エレガント・・・、そこまでは考えたことがない。

アップルのデザイナーは持ち時間の一割を従来の工業デザインに費やす。そして持ち時間の九割を製造部門といっしょに費やす。アイディアをどのように実現すべきかを見極めるために。

9割の取り組み、すごい・・・

最良の人材を雇うだけでなく、ジョブスは能力のない者はとっとと追い払う。

エリート主義。私ならすぐクビですね(泣)

すぐれた芸術家はまねる。偉大な芸術家は盗む。
私たちはいつも偉大なアイディアを臆面もなく盗んできた。

盗める力量がすごい。

「ポラロイドは芸術と科学の接点にいる会社でいたい」と言ったが、私はそれを忘れたことがない。

深いです。

圧倒される内容でした。