日本一のチラシはこうつくれ!―売って儲けるための実践的チラシ活用法

読みました。

佐藤勝人さんって熱い漢ですね。ものすごいパワフルな一冊でした。
現場を知らないデザイナーが作ったチラシは通用しない!と言い切る。体験に裏付けされた言葉は重いですね。

当たるチラシ、単にお客さんを呼ぶだけのチラシは簡単。売れる商品に「一円」と書くだけ。人は来るが売上は伸びない、利益はでない。
目指すのは「売るためのチラシ」、売上をあげて利益を出すチラシ。商品がひとつでも多く載っていないと売れない、ことを理解する。間口を広めて、若い人からお年寄りまで。

商売の考え方は「一休さんのトンチくらべ」
自分のため、お客様のため、幸せのため、成功のためとトンチを絞って、くだらない業界の常識と、印刷業界、広告代理店、デザイナーの常識を取り除く努力をする。

中小企業が大手企業に勝つ方法は、チラシと接客。地域に密着した強み。
大手は売れ筋だけをチラシに載せる。中小なら全品掲載する。商品がなければ取り寄せればいい。小回りをきかす。
大手の接客はアルバイト学生。中小はプロの接客。お客様一人ひとりの心をつかんだ接客。