これからの思考の教科書
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これからの思考の教科書 ?論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方?
- 作者: 酒井穣
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2010/09/28
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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●これからの思考法
1.ロジカルシンキング 垂直思考
2.ラテラルシンキング 水平思考
3.インテグレーティブシンキング 統合思考
●ロジカルシンキングを学ぶ目的
1.説得力を高めるため
2.問題解決力を高めるため
●ロジカルシンキングとは
事実と提案(結論)の間に、疑えない因果関係を生み出す思考。
いかなる提案においても、その提案のネガティブな面を正直に述べることを忘れない。
●説得力のあるストーリーABCDEF
・Analysis 分析
・Because 原因
・Comparison 比較
・Definition 定義
・Exsample 事例
・Fact 事実やデータ
●問題解決
・問題を発見する力
・問題を分割する力
●問題の発見
・価値の高い問題を発見する。
・謎、驚き、戸惑いという体験。自分の感覚に敏感になる。
・エスノグラフィ(行動観察法)
●問題を分割する
・ロジック・ツリー
●上手に話しをする CREC法
・Conclusion 結論
・Reasoning 理由
・Evidence 証拠
・Conclusion 結論
●創造力とは
・毒があるから食べないという直線的なロジックではなく、
毒があってもなんとかしたいという「飛躍を求める意図」である。
・ロンドンの商人の話
●ラテラルシンキングを支える3つの発想法
・帰納法 induction
・演繹法 deduction
・仮説的推論法 abduction
●帰納法
・データから普遍的な法則を推測すること。
・前提となるデータを多数集めて、それを統計的に考えて、法則を見つける。
・弱点は、多くの例外が見つかる可能性。結論が正しくないこともある。
●演繹法
・普遍的な法則から、個別のことを推測すること。
・弱点は、前提に誤りがあると結論も間違いになる。
●仮説的推論法
・驚くべき事実Cが観察された。
しかし、もし説明仮説Hが真実であれば、Cは当然の事柄であろう。
よって、説明仮説Hが真であると考えるべき理由がある。
・まず「驚くべき事実C」に出会うこと。
・2つの大きな壁
「十分な知識」と「ひらめき」
●インテグレーティブシンキング
・対立する2つのアイデアを同時に検討する力。
2つのアイデアのうちの一方をすんなりと選んだりはせず、
2つの対立するアイデアが持つポイントを同時に受け入れるような、
より優れた第3のアイデアを生み出す方法。
●サバイバルシンキング 生存思考
目的達成のために、取り得るアクションを洗い出し、メリットとデメリットを評価する活動のこと。