売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方
読みました。
- 作者: 竹内謙礼
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2005/08
- メディア: 単行本
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本の内容もさることながら、講演内容も盛りだくさんで、大変勉強になりました。
中小企業のみなさんへ書かれた本だとは思いますが、現場中心に書かれた実践的な内容です。賢くなった消費者にどうやって商品を選んでもらうか、頭のつかいどころがよく分かります。
●商品が売れない理由は何か?
・一番の要因は、商品の「伝達力」
・商品だけが売場にポツンと置かれていても、それは単なる物体。
そのもの自体にコミュニケーション能力はない。
・商品にPOPをつけて、値札と一緒にキャッチコピーという言葉、
コミュニケーション力を与えて初めて商品の良さが伝わる。
●キャッチコピーとは
・たくさんある商品情報の中から、目にとまる「きっかけ」を作る。
・キャッチコピーは現場の接客と同じ。
●キャッチコピー3つの役割
・「引き」 お客様に気づいてもらう
・「特徴」 商品の優位性を伝える
・「説明」 商品に興味を持ってもらう
●伝達力の強いキャッチコピー
・オリジナルの言葉を使ったキャッチコピー
・イメージが湧く言葉を使ったキャッチコピー
・インパクトのある言葉を使ったキャッチコピー
●売れないキャッチコピーの特徴
・無難でありきたりな言葉を使ったキャッチコピー
・他の商品に置き換えられるキャッチコピー
・単なる説明文のキャッチコピー
●キャッチコピーを作るときの心構え
・キャッチコピーを作る際に、極度なプレッシャーは捨てる
・野球のバッターと同じ、訓練しても打率は3割くらい
・TVCMは参考にしない。あれは音と映像が組み合わせで効果がでるもの。
・ファッション誌から学ぶ。
こんなライフスタイルが待っているよ、と提案するコピーが上手い。
●変化系キャッチコピー
・話かけ系キャッチコピー
・勢いで買わせる突進系キャッチコピー
以上