中年力マネジメント
読みました。
- 作者: 金井壽宏
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
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リーダーシップ論でたくさんの本をかかれている金井さんの1999年の著書。
できるマネジャーが必要とされるのか、すごいリーダーが必要とされるのか、リーダーシップとは難しい・・・。
●入社時、なぜ、この会社に決めたのか
・なんとなく、という理由が一番多いのでは。
●入社後の課題
・課題面での通過儀礼
・集団への加入儀礼
●新人における、学生までとの大きな違い
・人の言うことを聞かなくてはならない
・上司の指示に従わなくてはならない
●無能レベル
・階層状の組織で、あるレベルの職種をてきばきとこなせたら、
その人は、よりチャレンジングな仕事へ昇進させられる。
そのレベルでもうまくいったら、さらに昇進する。
でも、いつかはこなせない無能レベルへ到達する。
●ビジネスとは
・busy であること、忙しいこと。
時間に捕らわれていること。
●リア・ローディングの発想
・一人でもできるのが基礎研究
・基礎研究が1なら、
開発には10、
設計・試作段階では100、
量産になると1,000〜10,000の労力が必要。
・最初は細く、後の段階ほど太く負荷(ローディング)が高まる。
・フロント・ローディングの有効性
●ビジョン、あるべき姿は必要か
・あるべき姿を描くのは難しい。議論を伴うべき。
さらにそこに至る夢のあるシナリオを描くのは、もっと難しい。
遠くを展望しながら最初のステップを提示するのは困難を極める。
・結局、あるべき姿が現状にまで落ちてしまう。