大河の一滴

読みました。

大河の一滴 (幻冬舎文庫)

大河の一滴 (幻冬舎文庫)

これまで世界平和といってイメージしたのは、戦争のことでした。それだけにあまり実感がわかなかったのが正直なところなのですが、五木さんは「心の内戦だ」と言い切られているところに、ストンと腹におちて納得しました。年間の自殺者2万人、助かった人、未遂に終わった人を含めると10万人。そうした数の人たちが心の戦争状態にあるわけです。自分に謙虚に生きることの大切さを実感しました。