この人 吉田秀雄
読みました。
- 作者: 永井龍男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1987/01
- メディア: 文庫
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吉田さんの鬼十則はあまりにも有名。この言葉を知った時は、体中に電流が走ったのを覚えています。
一、仕事は自ら「創る」べきで、与えられるべきではない。
一、仕事とは、先手先手と積極的に「働きかけ」ていくことで、受け身でやるものではない。
一、「大きな仕事」に取り組め。小さな仕事は己を小さくする。
一、「難しい仕事」を狙え、そしてこれを成し遂げるところに進歩がある。
一、取り組んだら「放すな」、殺されても「放すな」。目的完遂までは。
一、周囲を「引きずり回せ」、引きずるのと引きずられるのとでは、永い間に天地の開きができる
一、「計画」を持て。長期の計画を持っていれば、忍耐と工夫と、そして正しい努力と希望が生まれる。
一、「自信」を持て、自信がないから君の仕事には、迫力も粘りも、そして厚みすらがない。
一、頭は常に「全回転」、八方に気を配って、一分の隙もあってはならぬ。サービスとはそのようなものだ。
一、「摩擦を怖れるな」、摩擦は進歩の母、積極の肥料だ、でないと君は卑屈未練になる。